スポーツにおいて重要な下半身の強化
プロ・アマチュア問わず、スポーツをするにあたっては下半身を鍛えるというのは基本中の基本だといわれている。様々なスポーツに共通する投げる・打つ・走る・跳ぶなどといったような動作には、下半身の重心がしっかりしていないと正確性やパワーに欠け、理想の動きができない。また、下半身の筋肉を鍛え、重心をしっかり取ることによって、安易な怪我を防止することにもなる。よく知られてるように野球やゴルフなどのスポーツでは、下半身の筋肉トレーニングにかなりの重点が置かれている。「打つ」「投げる」といった動作が多い野球やゴルフは、下半身の強化がその正確性やパワーに直結するため、様々な器具をつかった下半身のトレーニング方法があり、それを
実践して下半身の強化を図っている。
野球選手の基礎トレーニング
一つ一つの動作による衝撃が大きく、関節に大きな負担がかかるスポーツとして野球が挙げられる。野球は主に投げる・打つ・走るという動作で構成されており、どの動作にもその正確性・瞬間のパワーを発揮するには下半身も含めた筋肉強化のためのトレーニングが必要になってくる。特に投げるという動作には肩や肘の負担が大きいためベンチプレスなどのトレーニング器具を使ったエクササイズが必要になってくる。そして、腕のパワーだけでなく投げるという動作における正確性を高めるためにも、球を捕る・投げるという動作に連動した下半身の強化は必須である。その基盤となるトレーニングとして、ベンチプレスを持ったスクワットやランニングなどの走り込みといったものが、下半身を鍛えるトレーニングの基本としてよく使われている。打つという動作にも同様のことがいえ
る。上体のバランスを保ちつつ、瞬時のパワーを発揮させるには下半身の重心をしっかり保つ必要があり、そのために下半身の筋肉トレーニングは必要不可欠なものである。ジムなどにあるようなトレーニング器具を使うことはもとより、ランニング、反復横跳び、ダッシュ、縄跳びなどの基本的、一般的なトレーニングが下半身を鍛える上で、野球選手が最も重要な基礎トレーニングとして昔から使っている方法である。
ゴルファーが実践している筋力トレーニング。
打つという動作が基本を占めるゴルフでも下半身の強化は欠かせない。特にゴルフの場合、静止している小さな球を打つので、下半身のぶれというのが正確性を左右する。また、クラブを球に当てる瞬時のインパクトという点においても、下半身の強化は重要になってくる。以前はプロゴルファーでも筋力トレーニングを必要とする人は少な
かったが、タイガーウッズに代表されるように、筋肉トレーニングや下半身の強化は当たり前の時代になってきた。飛距離のアップやアプローチの安定性の向上を図るためにはバランスのとれた体幹と柔軟な下半身は欠かせない。野球のバッティングにもいえることだが、下半身がしっかりしていないと、バットやクラブにその力を効果的に伝えることはできないのである。下半身を鍛え、その力を上半身に伝えることによって、インパクト時のパワーや正確性が発揮される。ゴルフにも下半身の強化以外に、握力や上体の筋力アップなど必要とされる項目はあるが、やはり打つということに関しては下半身のトレーニングというのが重点に置かれるだろう。ジャンボ尾崎などが自身のオリジナルトレーニングを取り入れていたことは有名で、テレビなどでご覧になられた方も多いと思うが、あの
独特のトレーニング方法も「下半身を鍛える」という基本概念のもとにおこなわれていたようである。バーベルやレンジ、ゴムチューブなどの器具を使ったトレーニングやジャンボ尾崎が自ら発案した、様々なアディアのトレーニングがおこなわれていたが、そこでも走り込みや反復横跳び、ランニングといったどのスポーツにも共通している基本的なトレーニング方法はもちろん重要なトレーニング方法として欠かせないもとのなっていた。
野球やゴルフに限らず、あらゆるスポーツで下半身の強化というのは重要とされているが、身体を鍛えることによってその正確性やパワーをアップさせることだけでなく、怪我などの防止にも重要な意味を持つということで、昔から必要不可欠となっている。
