アルバムランキングの9位にいきなり登場した詩音とは
幼少のころから横浜のアメリカンスクールに通っていた詩音。そのアメリカンスクール在籍時の10歳のときにスカウトされ、ボーカルレッスンを開始。ピアノやコルネット、アルトサックスなどのレッスンも受け、13歳で数々のミュージカルに参加。アルトサックスでジャズバンドのメンバーにも抜擢された。その後数々のオーディションにも合格し、アメリカのデトロイトで本格的にボーカルレッスンを受ける機会に恵まれる。
2004年、帰国後に大手育成アカデミーの特待生として契約したが辞退。出身地である横浜のクラブシーンに戻り歌手としての音楽活動をスタートさせる。元々好きだった横浜の「ウェッサイ(アメリカ西海岸を中心に活動するラッパー達が作り上げた音楽のスタイル)」シーンにも自然と溶け込み、DS455、BIG RON、DJ FILL
MOR等といったアーティストのアドバイスを受け、2006年仙台の「ウェッサイシーン」を代表するアーティストLGYのアルバム「JOINTED 2 HOMIES」にフィーチャリング参加し、大きな反響を呼んだ。詩音の噂はたちまち広がり、デビュー前にも関わらずミクシィーなどのコミュニティーサイトで話題になったり、配信した
曲が各携帯サイトのトップにランクインされるなど一気にその名が広まった。2008年5月に待望のファースアルバム「Candy Girl」をリリース。インディーズからのデビューでは史上初となる、オリコンチャート9位にランクインされ、大きな注目を集めた。
女性からの支持が高いウェッサイ系R&Bシンガー
ウェッサイ系とは、HIPHOP系アーティストのギャング・スタイルのラップが全米で大ブームとなって、その影響を受け日本に上陸したジャンルといわれている。音楽だけでなく「ローライダー」に代表される車文化をも密接な関係を築き、ライブ等でカー・ショーなども開催するなど新しい分野に進出していっている。詩音のスィートなヴォ
ーカルとメロディがこのウェッサイ系のトラックが絶妙に絡み合い、その抜群の歌唱力とメロディーセンスは多くの女性ファンの心をつかんだ。デビューアルバム「Candy Girl」に収録されている「春夏秋冬」や「Last Song」などは、切ない女心を表わしたメロディーと歌詞が女性からの高い支持を受け、着うたや着メロなど
のランキングにも常に上位にランクインされている。詩音の曲はすでにCDだけでなくYou TubeやFMなどでも何度が聴いたことがあると思うが、これから更に新譜がリリースされていく中でその勢いは止まりそうにない。
